ドクターヤンセン エメラルドグリーン

雨の日はやっぱり憂鬱になりますね。
外に出かけるのも億劫ですし、暗くなるので気分も沈みます。
そんな日は何もせず家に籠るに限る!

ドクターヤンセンのボトルインク「デ・アトラメンティス」シリーズより「エメラルドグリーン」をチョイス。パイロットの万年筆カスタム743フォルカンに合わせてみました。
ドイツのメーカーによる手作りインクです。日本では入手できるお店が少ないですが、種類が豊富にありどれも扱いやすいのでお気に入りです。

色味は深い青みの緑。緑が強めの青緑です。
はっとさせられるような磨かれた煌びやかさよりも、原石のようなの落ち着いた深緑色を彷彿させます。
インクの粘度は標準的です。
濃淡も適度に出ます。トーンが実物のエメラルドに近くて好印象です。

しかし、ここでアクシデント。
極細の線が描けなくなる事案が発生しました。
通常は紙に乗せるだけで難なく書けるはずが、かすれもしなくなったのです。
多少筆圧を強めれば書けますが、細い線ではなくなってしまいます。
また、ペン先のインクが乾いているわけではないようでした。
ヤンセンのほかのインクでは問題なかったので、初めは万年筆側の不具合を疑い「ああついに壊れちまったか。デリケートな万年筆だからな……」と半分あきらめムードでした。
この現象の考えられる要因としては、紙との相性です。
試しにほかの紙に書いてみたところ、問題なく書けるようでした。
また、この絵を描いた日は雨が降っていて湿度が高めだったことも、紙質に影響が出ていた可能性があります。
原因が定かではありませんが、万年筆側の不具合である可能性は低そうです。
しかし、実際に別のインクでしばらく使ってみて、異常がないことを確認するまでは安心できません。
たまたま相性が悪かっただけであればよいのですが……




2 Replies to “ドクターヤンセン エメラルドグリーン”

  1. デ・アトラメンティスのTannengrün(もみの木グリーン)インクをParkerの安価万年筆Jotterに吸わせたところ、筆記時に何も書けない状態に陥ったので少しペンを振ってみたところ書けるようになりましたが本の束の間で書けなくなりました。掠れたりするのではなくペン先が紙に何もインクを残さない状態です。
    紙を替えたところ書けるようになりましたが、他の4本のJotterには他のインク(R&DのSalix(没食子B.B, WatermanのHavane(茶)、Mont BlancのPermanent Black、Sheafferの赤インク)では全く問題がありません。最初は当該Jotterが原因かと思いましたが、貴レビューを見ると全く同じ現象を体験されているので、もしかしたらDe Atramentisのインクに問題があるのかもしれないと思うに至りました。
    他のDe Atramentisのインク(Rubirot)も試してみますが、エメラルドグリーンともみの木グリーンの症状はとても良く似ています。

  2. お返事が遅れて申し訳ありません。

    紙の質や湿度、インク、筆圧、ニブの最先端、はたまたその日の気圧まで、いろんな要素が絡み合って筆記が成り立っているのだなと思わされたのがこの絵でした。
    ちなみに、デ・アトラメンティスでのインクを含め、今のところこのインク以外で記事のような症状は発生していません。本当に相性が悪かったのでしょう。
    不思議なものですね。

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