デルタ ブルー

謹賀新年。
本年もよろしくお願いいたします。

パイロットの万年筆「カスタム743フォルカン」と、デルタのボトルインクより「ブルー」を合わせてみました。

デルタといえばこの話題を書かずにはいられません。

デルタの代名詞ともいえる有名な筆記具「ドルチェビータ」は、ギラギラと照り光る太陽のような、はたまたトロピカルなフルーツのような明るいオレンジマーブル色の樹脂軸がトレードマークの逸品で、世界中から愛されています。筆者も観賞用として1本所持していますが、いつ見ても心動かされる美しさです。
そんなデルタですが、近年から会社側と雇われている職人側との折り合いがうまくいかず、今年(2017年)より無期限休業を発表しました。休業を発表するギリギリまでオリジナル限定万年筆を発表していただけにその発表を耳にして驚いたのですが、実は休業の噂は以前からツイッターなどであがっていたようで、話題の当時はデルタ関係者側が否定していたものの、ついに現実のものとなってしまったようです。
当然ながら本国イタリアでの製造がなされていないため、現状デルタ製品は流通品のみ入手可能となります。とある筋によると、ペンの修理については各国代理店に取り置いてあるパーツの在庫がなくなり次第不可能となるそうです。先にとりあげたドルチェビータシリーズを含めデルタのペンは、修理用パーツの確保のため有名店や大型店舗など在庫が割と潤沢にある店舗から引き戻され、店頭から姿を消しているとのこと。
廃業ではなく休業ですのでいつかは再開されるとみられますが、ペンの各パーツを製作している職人さんがすでに会社を離れているとのことですので従前の体制に立て直すのはほぼ不可能。実質廃業状態となっているそうです。
このブログでは余談となってしまいましたがとても残念で寂しいお話です。デルタの早期再出発を願わずにはいられません。

追記 2018.2.27】 デルタの廃業が正式に発表されました

さて、インクの紹介となりますが、少し淡いブルーです。ロイヤルブルーのような赤みはほとんど見られず、純粋な青といった感じ。くっきりと発色するわけではなく、地となる紙の質感がわかるほど薄く淡いです。
似たインクとしてペリカンの4001/76シリーズのロイヤルブルーが挙げられます。色味は若干異なりますが前述の特色がそっくりなのです。
色の濃淡ははっきり表れますが、画像の文字の部分で確認できるとおり、あくまで明るいトーンです。インクを重ねてもあまり濃くなりません。また、紙に置いてから変色もありませんでした。
インク自体はさらっとしており扱いやすいインクです。フローも安定しています。
優しい雰囲気を醸し出せる貴重なインクではないでしょうか。

休業に伴いインクの入手も難しくなっていきます。通販でも入手が難しくなりましたので、店頭で見かけて興味がわいたら即ゲットしたほうがよいかもしれませんね。




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