モンブラン コーンポピーレッド

気がつけば2月へ突入。お正月からもう一月経ったわけです。本当に早いものですね。
関東では今年二度目の雪が降りました。冬将軍はまだまだ居座るつもりなのでしょう。

パイロットの万年筆「カスタム743 フォルカン」と、モンブランのボトルインク「コーンポピーレッド」を合わせてみました。
モンブランの定番インクはどれも暗めの渋い色味なのが多い中、このインクは唯一明るめの色味です。モンブランのレッド系インクはもともと「バーガンディレッド」というボルドーレッドを意識した暗めの赤インクがありましたが、2014年に新たにラインナップされたのがこのコーンポピーレッドです。単色でポンと追加されたこのインク、明るい緑でもなく黄色でもなくなぜ既存である赤だったのか。不思議な印象を持っているインクです。

色味は濃い赤。青味はなくわずかに黄色寄りに見えます。明るめの色味といっても他メーカーと比較すればそれほど目立ったものではなく、原色の赤よりも彩度明度ともに一回り落としたような色です。目に優しいのは嬉しい点ですね。
このレッド、筆者はなんとなく血液を連想しました。絵や文字の体を成していると何ともありませんが、このインクが紙面にポタッと垂れていたら一瞬ぎょっとするかもしれません。
インク自体はさらっとしていてぬるっとした描き心地なのは他のモンブランインクと同様ですが、ペン先で乾くのが早いようで極細の線を連続して描いているとすぐにインクフローが止まってしまいました。ただしこれはフォルカンという筆で筆圧をほとんどかけないという特異な筆記方法から起こる現象で、通常の筆圧で文字を書く分には何も問題はありません。
色の濃淡ははっきり表れ、インクを重ねることで濃い色にすることもできます。うーん、濃い部分はますます血に見えるような……

他の赤インクだと派手すぎて目が疲れるといった場合にはもってこいのインクだと思います。お値段もそこまで高くないので、朱書き用としてガシガシ常用できるでしょう。




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