グラフフォンファーバーカステル オリーブグリーン

季節の変わり目だからでしょうか、風邪をひきました。
熱はないけど喉が痛い……今日さっそくお医者様からお薬をいただいてきましょう。

パイロットのペン先「フォルカン」を取り付けたオリジナル万年筆「アガツマ」と、ファーバーカステル伯爵シリーズのボトルインクより「オリーブグリーン」を合わせてみました。前回の「コニャックブラウン」と同じく、2017年11月ごろにシリーズに追加された新色です。

オリーブの実は、成熟するに従って色味が変化していきます。実をつけたときはみずみずしい黄緑色。それからだんだん色あせていき暗めの赤に。さらにそこから黒へと変色します。
どの色のときに収穫しても食べることはできますが、そのまま食べると灰汁があり強烈に渋いです。そこで、おなじみの塩漬けで灰汁抜きをするわけですね。
食卓に並べるには、やはり彩りのよい黄緑や赤の実をチョイスするのがベターなのでしょうかね。

色味はモスグリーン。濃い黄緑色です。同じ色名称でも以前ご紹介したエルバンのそれと比較するとかなり暗いトーンであることがわかります。ファーバーカステルには「モスグリーン」というインクも発売されていますが、むしろこちらのほうが苔色に近い印象です。どちらのインクもファーバーカステルらしい落ちついた色味ですね。
もしかしたらオリーブの実ではなく、葉のほうをイメージしたインクなのかもしれません。
色の濃淡はあまり目立ちません。濃い色味ですので、ブルーブラックを使用する感覚で文章を書くことも違和感なくできそうです。
インク自体はさらさら。フローは少々多めで安定します。このあたりの特性はにじみ方も含めて前回のコニャックと同様です。にじむのはさらさらなインクの宿命なのでしょうかね。紙選びに注意が必要です。

それにしても、ファーバーカステルのインクは新色が相次いで発表されて充実してきましたね。高価なのがネックですがバリエーションが増えることは喜ばしいことですよね。

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