TAG STATIONERY 京彩 kyo-iro

それぞれのインクについてはこちらからどうぞ……





京都の文具店TAG様が展開する文具ブランド「TAG STATIONERY」。そのレパートリーからオリジナルボトルインクの「京彩 kyo-iro」を全5色(2018年現在)使用して絵を描いてみました。

前から一度やってみたかったインクの多色使い。ついにやってしまいました。完全に習作ですが、ブログに載せちゃいます。単色でも絵を描いていますので、そちらもよろしければご覧ください。

地元京都の雅な風景をインクでイメージしたというこのインク達は、ご近所さんの「京都草木染研究所」との共同開発によるもの。ご当地インクといえど、大抵はセーラー製だったりすることが多いなか、まったくのオリジナルということで以前より気になっていたインクです。

色味はどれも落ちついたトーン。唯一「伏見の朱塗」はかなり強烈な発色をしていますが、どのインクも基本的にダークで使いやすい印象。また、色の濃淡がよく表れるので楽しいインクでもあります。ファブリアーノの用紙ではにじみも一切ありませんでした。

特筆すべきは、さらっとしているのにインクフローが渋めなことです。水っぽいインクだとペン先からドバドバ流れ出てくる印象なのですが、不思議とそうではありません。特に、「祇園の石畳」と「大原の餅雪」がその傾向が顕著でした。筆選びに注意が必要かもしれません。

このシリーズ通じて使用している万年筆「アガツマ」は、パイロットの15号ペン先との互換性があります。コンバーター(インクの吸入器)もパイロットの「CON-70」という大型のものを使用していますが、このインクでコンバーターの半分くらいを満たした状態で筆自体を揺らしてみると、傾けた方向にさらりとすぐに流れず、ある程度表面張力が効いてその場に留まる傾向があります。インクに含まれる界面活性剤が少ないのか、はたまたそういう特性の薬剤なのかは確かめようがないので不明です。それでも、そのような特徴がインクフローの渋さに関係しているような気がしてなりません。

ご当地インクではめずらしく通販も対応されていますので、入手が容易なのも嬉しい点です。限定色も発売され即完売というTAG STATIONERYのボトルインク。今後も目が離せません。

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