カヴェコ カラメルブラウン

一度に振る雨の量が少し多い気もしますが、基本的には過ごしやすい日が続いています。
この気候がいつまでも続いてくれるといいなと思うのに、早くも暦は夏。というか、もうすぐ一年の半分が終わってしまうのか……

セーラーの万年筆「プロフィット21」の特殊ペン先「細美研ぎ」と、カヴェコの筆記用ボトルインクより「カラメルブラウン」を合わせてみました。
久々のカヴェコです。

お菓子の「キャラメル」ではなく、水に溶かした砂糖を煮詰めた際にできる「カラメル」です。プリンの上にかかっているアレですが、筆者は小学校の理科の実験かなにかで作ったのが印象深くて、カラメルの香りでよく思い出します。
それにしても、なんでカラメルソースなんて作ったんだっけな~。霞がかってきた遠い記憶。

このインクの色味は濃い赤褐色。こげ茶色です。
画像をご覧いただくとわかると思いますが、このインク、基本的には黒っぽいのですが部分的に明らかに赤みがかっています。青系のインクに出ることがあるという、いわゆる「赤光」「レッドフラッシュ」でしょうか。再現性もイマイチはっきりしません。
そういえば、他の茶系のインクでも色が変わったのがあったな~と思い出して、過去の記事を見返してみたら、ペリカンの「ブリリアントブラウン」ファーバーカステルの「ヘーゼルナッツブラウン」が該当しました。両者ともに、「極細の線を引くと黒っぽくなる」と当時の筆者は綴っています。
ということは今回は、細美研ぎで描く線は極細のため黒っぽくなり、このインクは本来もっと赤褐色っぽいのが想定されている色、ということなのでしょうか。うーん。
ただ単に変色する特性を持ったインクなのだと思っていましたが、茶系のインクには他の色味のインクには無い特殊性を持ったものが存在する、ということでしょうか。うーんうーん。
原因がよくわかりませんが、太めのペン先の筆でもう一度描いてみる必要はありそうです。
色の濃淡はよく表れます。かなり濃いめのグラデーションで、淡い部分だと茶色であることがわかります。
インク自体の粘度、フローともに標準的。特殊なペン先でもインク切れを起こすことなく流れてきてくれました。カヴェコのインクは総じて使いやすいものが揃っていますね。

この茶系のインクの変色については、一度考察したいところです。同じ茶系でも、ヤンセンの「シエナの土」では発生していませんし。色味を説明する本ブログとしては何とも腑に落ちない不思議な現象です。

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