エルバン トラディショナルインク ブトンドール

半目をしている猫様。きみ、実は寝てないんでしょ。
寝るのが仕事の動物筆頭の猫は、羨ましいな~と感じることが多々あります。

パイロットの特殊ペン先「フォルカン」を組み込んだオリジナル木軸万年筆「アガツマ」と、エルバンの筆記用インクシリーズ「トラディショナルインク」より「ブトンドール」を合わせてみました。
ブトンドールは植物の「キンポウゲ」のこと。「金のつぼみ」の意味だそうです。

非常に多種にわたるキンポウゲの中で、黄色の花を咲かせる一般的なそれは、5枚ある花びらの表皮の下に薄い脂質層があり、それが日光を反射して輝いて見えることがあるのだそうです。このことから、別名「バターの花」なんて呼ばれたりもします。
このインクは、ボトルに入っている状態からすでに透明な黄色をしており、シリーズのなかでも異端です。見た目からしても由来からしても、鮮やかな色味であることは容易に想像がつきます。

色味は鮮やかなレモンイエロー。見ての通り明るい黄色です。スキャナーがちゃんと色味を取り込んでくれるか心配でしたが大丈夫そうですね。視認性は決してよくありませんが、このインクに関してはそれを求めてはいけません。とにかくフレッシュで金色のに輝くイエローが欲しい場合に使いましょう。
同じエルバンのミントグリーンも併せて、極太のペン先でマーカーとして使うのがよいでしょう。実用としてはむしろそのためにあるようなインクです。
インク自体はとてもさらさらしていて、フローも潤沢。フォルカンでザクザク描けて気持ちがよかったです。色の濃淡は若干確認できます。しかし、明るすぎて何がなんだかわかりません。インクを重ねてある程度濃くすることもできますが、それも先ほどと同様。

文字にすると見えないので、これぞまさしく画材の用途として存在するインクではないかと思います。透明な軸の万年筆に吸入して、ノートや手帳の装飾用として使っても楽しいかもしれません。
ただひたすら眩いばかりの黄色を楽しんでください。

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