クロス ブルーブラック

梅雨入りが近いですね。なんとなく空気がジメっとしてきました。

パイロットの万年筆のひとつである特殊ペン先「フォルカン」を組み込んだオリジナル杉軸万年筆「アガツマ」と、クロスのボトルインクより「ブルーブラック」を合わせてみました。
昨年(2017年)リニューアルしたクロスのインクボトルは、ペリカン4001シリーズのようなおなじみの形状からイエローのラインが印象的でモダンなものに生まれ変わりました。

色味は赤みの藍色。暗い群青色にも見えます。彩度が低いため、灰色がかって枯れた感じの印象です。普遍的で落ちついた色味といえるでしょう。
紙に乗った後に変色があります。初めは赤みが強い紫色で、1分以上かけてゆっくりと赤みが引き、画像のような藍色になります。知らずに青みのブラックのつもりで書き出すと驚くかもしれませんね。
色の濃淡は少し表れます。クリーミーな程よい濃淡で、いかにも万年筆で書いた線らしい、安心するグラデーションです。インクを重ねても真っ黒にならないところも特徴です。
インク自体は水のようにとてもさらさら。筆圧が弱いとあまり感じませんが、ある程度の強さからジャブジャブ多めのインクフローが顕著となります。このあたりは好き嫌いがありそうです。しかし、インクが多く乗ってもにじまないのがすばらしいですね。紙の上で乾くのも早めです。

赤めのブルーブラックをお探しの方や、青みを感じられる黒を使いたい方も丁度よい選択となるのではないでしょうか。
ただし、クロスのボトルインクはいざ手にしようとすると、高級筆記具を扱うお店にいかなければ置いていない印象です。リニューアル後しばらく通販の流通がありませんでしたが、最近は取り扱いが増えてきていますので活用しましょう。

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