エルバン トラディショナルインク ブルゴーニュレッド

夏のように蒸し暑い日々、いかがお過ごしでしょうか。冷たいアイスクリームやキンキンのビールが美味しいです。

パイロットの特殊ペン先「フォルカン」を組み込んだスティロアート軽井沢様オリジナルの木軸万年筆「アガツマ」と、エルバンのインクシリーズ「トラディショナルインク」より「ブルゴーニュレッド」を合わせてみました。
原題もそのまま「赤のブルゴーニュ」。これはもうそのとおりワインの色を差しているとみて間違いないでしょう。

フランスの東部あるブルゴーニュ地方は、世界指折りのワインの特産地。あの超高級ワイン「ロマネ・コンティ」もブルゴーニュワインです。ちなみに、筆者はもちろん一滴も飲んだことはありません。手ごろなところでは、日本でやたら有名になった「ボジョレー・ヌーボー」のボジョレー地区もブルゴーニュ地方に属します。
奥深きワインの世界に足を踏み入れるのは他に譲るとして、このブログの本題である色味の違いで言えば、ブルゴーニュ産の赤ワインは一般的なそれよりも色が濃く、紫がかっています。エルバンのインクもフランス産ですから、そのあたりが「色濃く」反映されているのでしょうか。

色味は濃い赤……かと思いきや、意外にも濃い桃色。たしかに紫がかってはいますが、沈んだ赤というよりは、むしろ甘酸っぱそうなすもものピンクに近いです。「オペラレッド」をわずかに淡くしたような色で、グラスに注がれたワインの色とはちょっとそぐわない気がします。彩度はほどほどに高めという感じで、目に優しい赤です。
色の濃淡は表れますが控えめ。インク溜まりの部分も黒っぽくはならず、濃いピンクに留まります。
インク自体はさらさら。フローはエルバンのなかでは少々渋めですが、他のメーカーのインクと比べても十分な流量があります。

おそらく、グラスにワインがなみなみと注がれた状態ではなく、テイスティングのような少量の際の色を再現しているのではないかと思われます……何ともいえないところですが。とはいえ、扱いやすい色味ですので、手紙や手帳に活躍の場がありそうなインクです。

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