エルバン トラディショナルインク ココアブラウン

天気が崩れると体調も崩れる変に過敏な体をしていて、梅雨の時季は本当につらい。「気候病」というらしいですが、こればかりは耐えるしかないので参ってしまいます。
はやく夏になれ~

セーラーの特殊ペン先万年筆「プロフィット21 細美研ぎ」と、エルバンの筆記用インク「トラディショナルインク」シリーズより「ココアブラウン」を合わせてみました。
原題は「ブラジルのカカオ」。

ブラジルならコーヒーなんじゃないの? とも思いますが、ブラジルはカカオが生産「できる」国としても有名です。
というのも、カカオは栽培に適している気候がかなり限定されるのだそうです。赤道を挟んで北緯20度から南緯20度の間の平均気温27度以上、高湿度、規則的な雨水とわずかに酸性で水はけの良い土壌、年間雨量2000mm以上が必要など、様々な条件により生育環境がかなり限られます。それらをクリアできるのが西アフリカ、東南アジア、中南米……よってブラジルというわけです。しかも、品種改良が進んではいますが依然大量生産に向かず、育成に手間がかかることから、その土地の特産品のようになるわけです。
チョコレートの原料でおなじみのカカオは、実はとてもデリケートな植物だったのですね。

そんなカカオからインスピレーションを得たであろうこのインクの色味は、濃い焦げ茶色。わずかに赤みを感じるチョコレート色です。濃い色ですので、ビターなブラックチョコといったところでしょうか。一見すると紫や黒に見えるほどです。
色の濃淡は程よく表れます。暗い色の中に、淡い部分が赤みを引き立てていて、アクセントのようになっています。
インク自体はさらさら。エルバンのインクは統一してさらっとしていますね。その分にじみが出やすいようです。フローも多めで安定します。

基本的にダークな色ですので、ノートや手帳のベース色として使用するのがベターでしょう。水筆で伸ばしてみるのも面白いかもしれません。

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