ウォーターマン オーダシャスレッド

梅雨らしい気候で天気予報を一段と気にする今日この頃。いかがお過ごしでしょうか。
カビが発生しやすい時期です。インクもカビは大敵。大量にあるボトルインクはきっちり栓をして、特製の杉の箱に入れて保管しています。本当は防湿庫を用意すればよいのでしょうが、スペースをとるのと出費に躊躇しています……費用はともかく、スペースは何とかしたいところ。

セーラーの特殊ペン先万年筆「細美研ぎ」と、ウォーターマンのボトルインクより「オーダシャスレッド」を合わせてみました。

ウォーターマンのインクの名称には、一般的な色名称に独特な形容詞が付いていることが多く、このインクにも「オーダシャス=大胆な、無謀な」レッドという意味深な呼称になっています。名称から想像を掻き立てられますね。
ただ、ウォーターマンのホームページでは、シンプルに「レッド」となっているんです。言語を英語やフランス語に切り替えると、表題のような名称で紹介されています。日本語だけいったいどうして……

色味はズバリ赤。黄みも青みもない原色のレッドです。ほかのウォーターマンのインクと同じように、彩度が高くくっきりとした色をしており、確かに大胆な印象を受けます。彩度が高すぎると用途が限られる気もしますが、文字を書いてみるとそれほど目立つものでもなく、意外と深い色味を見せてくれます。
色の濃淡はあまり表れません。淡い部分もピンクっぽくならずに、あくまでレッド。濃い部分は深い紅色になります。
インク自体の粘度は標準的、フローはやや多めです。今回、ウォーターマンのインクと細美研ぎを初めて合わせてみましたが、相性が良いようで、安定したフローにサラサラとヌルヌルの中間のような描き心地が楽しめました。にじみもなく、優秀なインクと言えるでしょう。

彩度の高さが人を選ぶインクかもしれませんが、混じり気のないとても美しい色味が魅力的。飛び道具的に使用するほか、水筆で伸ばしてみるのも面白いかもしれません。
名称のごとく大胆に使っていきたいですね。

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