パイロット ピンク

あまりの暑さについに自宅のクーラー稼働。熱中症には気をつけましょうね。

パイロットの特殊ペン先「フォルカン」を組み込んだスティロアート軽井沢様オリジナル木軸万年筆「アガツマ」と、パイロットのカートリッジインクより「ピンク」を合わせてみました。
このピンクはカートリッジでのみ発売されているインクです(2018年6月現在)。

カートリッジインクは、万年筆に取り付ける際に首軸内部のいわゆる「槍」に負荷がかかるのを嫌って、普段は使用していません。気をつければ問題ないのでしょうが、やっぱり気になってしまうんですよね。アガツマは首軸もオリジナルのようなので、壊さないようにとなおさら気にかけます。
もとより、普段のコンバーターでさえ、書き終えた後毎回洗浄する際にコンバーターを取り外しているので、結局矛盾しているようにも思えますが……
メーカーの方に伺うと、コンバーターは本来一度取り付けたら取り外さないもので、頻繁に取り外すことを前提として作られていないとのことです。首軸内部は結構繊細なようです。しかしながら、インクの混在を少しでもなくすためにはどうしてもコンバーターを取り外しての洗浄をしなければならないので、悩ましいところです。

さて、インクの色味ですが、ズバリピンクです。桜色のように淡くもなく、エルバンの「テンダーローズ」のように紫がかってもいない、まごうことなきピンクであります。彩度が少々高めで視認性がよく、はっきりとした印象を与えます。
色の濃淡はあまり表れません。単色のピンクがくっきりと表現されます。インクを重ねてもほとんど濃くなりません。
インク自体の粘度は標準的。描き心地はぬるりとした感じで、フローは若干渋めです。その分、にじみはほとんどありませんでした。
通常使用している分には問題にならないのですが、インクの乾きが早くて、少し考え事をするのにキャップをせず筆を休めていると、書き出せなくなることがありました。万年筆らしい現象なのですが、実務上は注意が必要かもしれません。

当然ながら、パイロット製の万年筆にしか使用できないインクです。それ故に使用できる機会は限られてしまいますが、メーカー純正インクである安心感があります。特徴をつかんで、うまく使用したいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です