グラフフォンファーバーカステル インディアレッド

私事ですが、引っ越しが迫っております。ちょっとやってみたいことがあって、そのための引っ越しです。
引っ越しの荷造りは正直、めんどくさいのですが仕方ありません。荷物が多いんだよな……これを機にちょっとだけでも断捨離しますかね……

超極細の線が引けるセーラーの特殊ペン先万年筆「プロフィット21 細美研ぎ」と、ファーバーカステルの高級ライン、伯爵シリーズのボトルインクより「インディアレッド」をチョイスし、合わせてみました。
たまたま立ち寄った銀座伊東屋で先行発売されていたところを購入。早速試してみることにしました。

このインクの色名称インディアレッドは、おそらく「インディアンレッド(Indian red)」から着想を得てつけられたものと思われます。インディアンレッドは、古くから赤色の着色料として用いられ、インドのベンガル地方から産出される酸化鉄が多く含まれる粘土から生成されることから、「ベンガラ」「弁柄色」とも呼ばれる、黄味を帯びた濃いめのレッドです。

そんなインディアレッドの色味は、赤。原色のレッドです。弁柄色のように少々濃いめの色をしています。しかし、黄味はあまり感じず、かといって青味も少ない純粋な赤色をしています。同じ赤系統の「ガーネットレッド」と比較すると明るく快活な色ではありますが、程よい深さと彩度を兼ね備えた、伯爵シリーズのインクらしい落ち着いた印象があります。
色の濃淡はほとんど表れません。深めのレッドを淡々と紙に残していきます。インクを重ねると一回り濃くはなりますが、赤色を認識できる程度にとどまります。ピンク色っぽさが一切出ないので、フォーマルなイメージもあります。
インク自体の粘度は標準的で、フローも特段多くはありません。されども、シリーズのほかのインクと同様、フロー自体は安定していて癖がなく描きやすいのが良いですね。繊細な細美研ぎでもトラブル皆無で、安心するインクです。にじむこともありませんでした。

新色である3色すべて手に入れることができたので、このブログで随時ご紹介していきます。
グラフフォンファーバーカステルはここ近年インクの新色投入が続いていて、バリエーションがかなり増えました。新色3色を含めて2018年7月時点で全18色となります。インクブームの波に乗って、はたしてどこまで進むのでしょう……
美しいくて優秀なインクを、これからも開発し続けて欲しいですね。

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