エルバン トラディショナルインク アンティークブーケ

梅雨で雨が降らなかった分、後からまとめて降ってくれたような気がしないでもない豪雨でした。浸水被害が大規模に起きていて、そこにさらに台風が接近してきているという状況は、自然災害大国日本の風物詩にしちゃ、ここ最近ちょいとやり過ぎです。
……どこかで見たセリフですが、本当に大仏建立が必要なんじゃないかと思ってしまいます。

絵のほうですが、キツネをリベンジしてみました。目を閉じているほうがキツネらしいですかね。どうでしょう。

パイロットの特殊ペン先「フォルカン」を組み込んだスティロアート軽井沢オリジナル木軸万年筆「アガツマ」と、エルバンの筆記用インクシリーズ「トラディショナルインク」より「アンティークブーケ」を合わせてみました。
スティロアート軽井沢のホームページはこちらからどうぞ。

ブーケといえば結婚式、というくらい、花嫁さんが持っているイメージが強いブーケ。花嫁さんが投げたブーケを未婚の女性が受け取ると、その女性は結婚できるというアレですね。「ブーケトス」と呼ばれるらしいです。
このブーケトス、ネットで軽く検索してみても、その起源がはっきりとしません。ブーケ自体、結婚を申し込む男性が女性に渡すという習わしの名残が、現代の形式に至っているようですが、その経緯すらよくわかっていないようです。
そもそも、そんな大事なブーケが、なぜ「投げられる」ことになったのでしょうか。どこかのブライダル会社が、ゲーム感覚で始めたものが広まったような気がしてなりません。ちょっと違和感がある風習です。
なんとなく、幸せな感じがするからやっている、というだけなのでしょうか。

さて、インクの色味は淡い赤紫色。やや紫がかったピンクです。アンティークと名がつく通り鮮やかさが抑えられていて、適度に枯れた、どこかセピアっぽさを感じ取ることができる優しい色合いです。インクを重ねると粉っぽい風合いが出るのは、「アンカーブラウン」と同じ特徴で、それがいっそう古めかしさを増しています。とても安心できる色です。
色の濃淡はよく表れます。ただし、あくまで淡い色のグラデーションを保ちます。文章を書くと、柔らかく儚い印象になるのが良いですね。
インク自体はさらっとしています。フローも安定していて使いやすいです。また、さらっとしているわりに、あまりにじまないのもグッド。淡い色味でも、可読性は良いでしょう。

色数自体が少ないピンク系のインクでも、目に優しいものを選ぼうとするとさらに選択肢が狭まります。このインクは、そんなニーズにピッタリの、とりわけ品のある色味なのではないでしょうか。女性的な色とも言えそうです。

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