ペリカン エーデルシュタイン アベンチュリン

なんだか一気に冬っぽくなった感じ……朝晩冷えますね。

セーラーの特殊ペン先万年筆「プロフィット21 細美研ぎ」と、ペリカンの高級ラインインク「エーデルシュタイン」より「アベンチュリン」を合わせてみました。
エーデルシュタインはこのブログでも頻繁にアクセスのある人気のインクです。

宝石でアベンチュリンという単語を耳にしたことがなかったので、インターネットの力を借りて調べてみたところによると、主にインドで産出される鉱石で、日本語では「砂金石」「砂金水晶」と呼ばれるようです。
水晶の一種ですが見た目が翡翠に似ていることから「インド翡翠」という別名もあります。内含される成分によってさまざまなカラーがあり、なかでもグリーンが一番多く産出されているようです。
砂金のごとく微細な結晶を含有しており、それらがキラキラと内部反射する特徴を持ちます。これを「アベンチュレッセンス」といい、名前の由来になっているそう。
一見すると煌びやかさとはかけ離れた、地味な印象の石です。こういう宝石もあるんですね。

インクの色味は青緑。やや緑みのブルーです。彩度がグッと抑えられていて、本物同様非常に落ち着いた雰囲気の色をしています。また透き通るような清涼感があり、割と明るく華やかな色が多いエーデルシュタインシリーズの中でも異端な存在と言えます。ウォーターマンの「ハーモニアスグリーン」を濃くしたような、TAG STATIONERYの「京の音 秘色」をやや緑寄りにしたような色味です。
色の濃淡はほどほどに表れます。淡い部分はグリーンに、濃い部分はブルーが色濃く、控えめなトーンで表現されます。視認性も良く、なかなか使いやすい色ではないでしょうか。
インク自体はとてもサラサラ。水のような感覚はこのシリーズ共通のようです。それでいてにじみにくいのも素晴らしい。

緑の宝石筆頭の「エメラルド」ではなくアベンチュリンに目をつけたあたり、ペリカンのこだわりを感じます。
これに金の粒子を加えたら本物の砂金石を再現できるのでは……?

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