なかなか暖かくなってくれませんねぇ……
もう3月下旬なんだから、もうちょっと春を感じさせる気温でもいいような気がするのですがね~
まぁまったり待ちましょう。
「ただ春を待つ」
フォルカンにエルバンのトラディショナルインクシリーズより「ナイトブルー」を合わせてみました。
このインクはとてもサラサラで、まるで水で描いているような書き心地です。
フォルカンのような渋めのインクフローのペンでも、たっぷりとインクが出てきてくれます。
極細の線もかすれることなく綺麗に引けます。
さて、ナイトブルーの色味についてです。
かわいらしい瓶に入っている状態のインクは赤みを帯びた青で、実際に書き出してみると想像通りそのままの色です。
しかし、紙面に沈んでから十数秒で、画像のような落ち着いた青に変化します。
「ナイトブルー」は瓶に入った液状の色ではなく、紙に書いて変化した後の色を指すのですね。
淡いやさしい感じの色味で気に入っています。
このような色の変化が楽しめるのも、万年筆の面白いところですよね。