最近、水出しコーヒーがマイブーム。
ホットコーヒーと比べてかなりマイルドになっておいしいですね。コーヒー本来の味なんだとか。
自宅で簡単に作れるのもグッドです。
ペリカンの高級ラインのボトルインク「エーデルシュタイン」より、「タンザナイト」をチョイスし、
パイロットの特殊ペン先万年筆「フォルカン」と合わせてみました。
以前の記事で書いたとおり、非常に潤沢なインクフローが印象に強いエーデルシュタインですが、
こちらのインクもまるで水で描くかのごとくスラスラ引けました。描いていて気持ちの良いインクですね。
色味のほうは、いわゆるブルーブラック系。
鮮やかな発色が多いエーデルシュタインの中で、このインクは落ち着いたトーンで安心する色です。
ただし、実物のタンザナイトの色をご存知の方は、その色味を期待して使用すると見事裏切られてしまいます。
実物は深い青色、群青色ですが、こちらのインクは画像にあるように黒味の強い青ですので注意が必要です。
実物により近いインクとしては、同じペリカンの「4001/76」シリーズの「ブルーブラック」のほうが
青が強めで似ているでしょうか。
色味の似たインクと比較すると、カランダッシュの「マグネティックブルー」より青が強め、
カヴェコの「ミッドナイトブルー」より若干黒め、という感じです。
とても使いやすいインクですね。
金額が少々お高めですが、それに見合う魅力的なインクです。
タンザナイトをペリカンのスーベレーンM400のEFで使っています。
黒のインクは目が疲れることもありますが、
ブラックブルーと呼ばれるタンザナイトは目にも優しく、
ノートいっぱいに書いてもうるさく感じません。
素敵な色ですよね。
書いた文字は宝石のタンザナイトとは全く違う色なので
「あれ?」と思いました。
インクビンは綺麗なブルーなのですが…
宝石のタンザナイトはどちらかというとエーデルシュタインのサファイアのほうが近いような気がします。
ペリカンのタンザナイトは、文字を書く人にうってつけの落ち着いたトーンでよいですね。
サラサラしていてペンへの負担も少なそうです。
ただ、どうしてこの色が「タンザナイト」なのか不思議でなりません。
「宝石」のくくりに収めたくて無理やりこじつけたのでしょうかね~