今日は久しぶりの雨……と思いきや、猛烈な土砂降りでした。
まるで今までため込んだ分を放出するように、一気に降りました。
なんというか、最近の天気は極端ですね。
プラチナの古典インク「クラシックインク」シリーズより「ラベンダーブラック」を使用して絵を描いてみました。
このインクはいわゆる「古典インク」のひとつで、紙の上で酸化した鉄が黒っぽく残るという、耐水・耐光性のある水性インクとして使用されています。
年々数が減り、現在国内ではプラチナが唯一生産している珍しいインクとなっていましたが、
最近「クラシックインク」として古典インクを多色展開し、バリエーションが増えました。
使用したペンはパイロットの「カスタム743 フォルカン」です。ペン先がとても柔らかい万年筆ですね。
先日古典インクを短時間ながら使用して問題なさそうでしたので、今回もあわせてみました。
色味はラベンダーというよりブドウ色です。
書き出しは赤紫色で、30秒程度経過すると黒味が強くなり画像のような色になります。
過去にフォレストブラックとセピアブラックを試していますが、あまり色味の変化は見られませんでした。
しかしこちらのインクは目に見えて黒く変色しますので、色味の変化を楽しむインクとしてよい選択となりそうです。
インクフローや粘度は標準的。おそらくフローの良いプラチナ製の万年筆に合わせて調整されているのでしょう。
太い線細い線ともに良好に引けましたが、多少細めになります。
暗めの色ではありますが、濃淡も確認できます。太めのペン先の万年筆で書きたくなりますね。
どうやら同じ「クラシックインク」シリーズでもインクにより変色具合が違う模様。
こちらのシリーズはすべて入手していますので、随時試してみたいと思います。
紫のラベンダーよりは濃いピンクのイタリアンラベンダーの色なのでしょうか。
プラチナのクラシックインクシリーズはラベンダーブラックとフォレストブラックの2色のみ持っていますが、
今使っているのはラベンダーのみです。
プラチナのニースロゼ中字に入れています。
色の変化が美しく楽しいですよね。
赤系としては暗くなるのでマーカーがわりには使えないし、かといってノート書きには赤すぎる…と、
使いこなせていませんがとても好きな色です。
クラシックインクシリーズ、全色お待ちなんですね。
記事をアップされるのを楽しみにしております。
ロゼとこのインクは相性よさそうですね。
ラベンダーはもっと青っぽいイメージがありますね。
イタリアンラベンダーは、たしかにそちらのほうが近い色味です。
濃い紫系のインクはあまり種類がありませんし、
主張しない落ち着いた赤系統のインクとして貴重でもあります。
シリーズの中でも色味の変化が大きいインクを残しておりますので、
今後の記事を是非ご覧になってみてくださいませ。