急に寒くなったので、ついにエアコンを稼働開始。暖かいコーヒーが美味しく感じられる季節になりました。
セーラーの特殊ペン先万年筆「プロフィット21 細美研ぎ」と、ドクターヤンセンの万年筆用ボトルインク「デ・アトラメンティス」シリーズより「シルバーグレー」をチョイスし、合わせてみました。
色味はやや濃いめのグレー。ほんのわずかに緑かかって見える灰色です。といっても、それを感じるのは淡い部分のみで、基本は色のないダークなグレーです。きらめくシルバーの輝きではなく、燻した銀の黒さを再現するのがこのインクの魅力と言えます。スモーキーというよりはキリッとした輪郭のある色味です。
色の濃淡はあまり表れず、ところどころに淡い部分が顔をのぞかせる程度で、黒に近いグレーを基調とします。よって、視認性はバツグンです。
インク自体の粘度はややサラっとしている感じ。水と油の中間のような、表面張力を感じずスルスルと流れる様子はインクとしての安心感があります。
ヤンセンのインクはグレーのレパートリーが豊富という貴重なメーカー。日本では入手できるお店が限られていますが、このブログでも随時ご紹介していく予定ですので、ご参考になれば幸いです。